宇宙戦争 監督:スティーブン・スピルバーグ
エイリアンが地球を侵略する古典SFの映画化。だけども、単にエイリアンの殺人マシンから逃げ惑うだけなんで、SFっつーより災害パニックです。ま、実際のエイリアンと意思疎通できるわけないという考えにたてば、一周して斬新なSFかもしれんけども。
個人的な意見を言えば、ウェルズの原作を今映画化するなら、脚本も相当いじるべきだったと思う。原作通りだと、どー考えてもラストのオチのための伏線がなさ過ぎる。もちろん、原作が発表された1898年の当時としては斬新だったに違いなく、さらに火星人の侵略というのもある程度のリアリティーがあったんだろーと。そういう文化的背景があったからこそ、古典になったんだと思いますよ。
ただ、スピルバーグの作品だけあって、金がかかったCGは素晴らしいす。☆☆
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