2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

マイアミ・バイス 監督:マイケル・マン

マイアミ署のクールな刑事二人組みが、その溢れる才能をいかして国際犯罪組織に潜入するバディムービー。監督がマイケル・マンということで、いつもの渋い男の世界を堪能させてくれます。深夜のハイウェイのカットだけで、お腹いっぱいになる。目を見張るよ…

グエムル -漢江の怪物- 監督:ポン・ジュノ

「殺人の追憶」の監督・主演コンビということで面白いに決まってるんですが、こちらの期待のはるか斜め上をいく作品でした。荒唐無稽なアイデアとリアルな設定に、アクション、ホラー、パニック、家族愛、ブラックコメディ等々がぶつ切りにして放り込んであ…

電車男デラックス

このところ忙しくてブログの更新が滞っています。映画や本やマンガはたくさん見てるんですけども。忙しいくせに。しばらくは自分用の簡単な感想になりそうです。で、ドラマ版「電車男」の2時間スペシャル。元のTVドラマは大好きで☆5つでした。しかし、もう1…

博多で台風に遭遇しました。 とにかく風が強く、街路樹が折れて一車線が封鎖されたりしてた。 で、携帯で撮ってみたものの、訳が分からない写真になってしまいました。

夏期限定トロピカルパフェ事件 /米澤穂信

男子高校生の小鳩君が相棒の小山内さんと日常の謎を不本意ながら解いていく、青春+推理モノである「小市民」シリーズの第2作。前作の軽い雰囲気も好きですが、小山内さんの過去に関わる後半からのヘビーな転換はとてもいいですね。今の子ども達が生きる相当…

ジェンダーフリーとは

http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/genderfreeQandA.htmlジェンダーフリーについてのまとめサイト。読みやすい。「個人の尊重」に第一の価値を置く日本国憲法擁護主義者として、ジェンダーフリーの入門書ぐらい読みたいと思っています。何がいいんだろ。

夏への扉 /ロバート・A・ハインライン

1957年発表のSFクラシック。若干古い描写があるものの、丁寧に伏線が織り込まれたタイムトラベルものとして、確かに普遍的な面白さがありました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」や「涼宮ハルヒの消失」まで…

ヒトラー〜最期の12日間〜 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル

ベルリンがソ連軍に包囲されヒトラーが自殺するまでの12日間を、秘書の手記をもとに再現した映画。地獄のような市街戦とほとんど妄想で軍を指揮する指導部が対比的で印象深く、戦争末期の狂乱状態が結構きちっと描かれてます。しかし、旧日本軍とドイツ軍っ…

リンダリンダリンダ 監督:山下敦弘

女子高生4人が即席でバンドを組んで学園祭のライブに出場する4日間を描いた、まったり系青春映画。人生においてかけがえのない時をうまく切り取ってて、見ててまぶしいです。個性溢れる女の子4人に加えて、どの脇役もいい味を出してるのも良し。☆☆☆★★リンダ…

南京の真実 /ジョン・ラーベ

1937年、日本軍が侵攻する南京で、難民安全区の確立に奔走したドイツ人ビジネスマンであるラーベさんの半年間にわたる日記。南京論争は置いておいて、不謹慎ながら、これは一級のヒーローモノ・エンターテインメントですよ。ちょっと頑固かつユーモア溢れる…

ユリア100式 1巻 /萩尾ノブト, 原田重光

真面目な男子大学生宅に居候している美少女ユリアですが、彼女には秘密がありました。実は彼女は超高性能ダッチワイフだったのです。という、下ネタ満載お馬鹿エロコメ。さくっと読めて楽しい。はじめは男子大学生のキャラ設定が適当すぎる気がしたけど、必…

フライ・ダディ・フライ 監督:成島出

しがないサラリーマン(堤真一)が、大事な一人娘を襲った暴漢に、己の存在証明を賭けて拳で闘いを挑む、青春アゲインな話。話の構図やコメディーの雰囲気が「Shall We ダンス?」とよく似ています。バスの乗客もかぶってるし(意図的かな)。ただ、「Shall We ダ…

ヘルシング 3-5巻 /平野耕太

ナチス残党のサイコ吸血鬼軍団によるイギリス侵攻まで。まー、そんなんどーでもよくなるほど暴走し過ぎてて、作者の頭がイカれてるとしか思えないんですけど(褒め言葉)。アーカードの強さは形而上学的、少佐のブチ切れたセリフは詩的と言っていいレベルで、…