フライ・ダディ・フライ 監督:成島出
しがないサラリーマン(堤真一)が、大事な一人娘を襲った暴漢に、己の存在証明を賭けて拳で闘いを挑む、青春アゲインな話。話の構図やコメディーの雰囲気が「Shall We ダンス?」とよく似ています。バスの乗客もかぶってるし(意図的かな)。
ただ、「Shall We ダンス?」と違うのは、理由のない純粋な悪(暴漢)に対する復讐が主人公の動機として働くこと。この辺に「Shall We ダンス?」の1996年とは違う社会背景がある気がします。主人公がやっと世の不条理に怒りをぶつけられるようになる中盤のシーンが、個人的にはクライマックスだったかも。
いやー、観終わった後に1年ぶりにジョギングしちゃったよ。☆☆☆★★
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2005/12/09
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