ジョゼと虎と魚たち
さわやかでゆったりとしたラブストーリー。というわけで、妻夫木聡の主演一人で間違いのない映画になってます。大学生の性欲をリアルに表現するために(ですよね?)、キスシーンでは完全に舌を入れたりしててエロいんだけど、それでもさわやか。これが、劇団ひとりだったりした日にゃ完全に違う映画になるね。
観終わった後に残る切ない余韻は、最近見た映画では感じられなかったもの。でも、この切なさはたぶん若いうちでしか感じられないんじゃないか、とも思ったりするような切なさでした。
池脇千鶴もいい感じを出してるんだけど、本編よりむしろ副音声解説での声が(ろりっぽくて)可愛すぎました、ってもはや若者の感想じゃねーな。監督は犬童一心。今調べてみると、あの黄泉がえりの脚本をやってるんですね。何だか意外。☆☆☆☆
シネマスケープ:http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=11067
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