スウィングガールズ 監督:矢口史靖

片田舎の高校生がジャズ・バンドを組むという、矢口監督による前作「ウォーター・ボーイズ」とほぼ同じテイストのドタバタ青春劇。そつなくまとまってて安心して観られる映画と思う。

前作に引き続き、やっぱり最後のコンサートのシーンがぐっとくる。「天使にラブソングを」や「スウィング・キッズ」(タイトル似てるな)みたいに、人を躍らせる音楽の魅力をきちんと描けてるな、と。Hipster Image(昔のモッズ・バンド)の「Make Her Mine」のジャズ・バージョンなんて、観てる方も踊りたくなる。

出演者の中では、主演の上野樹里が良いねー。「ジョゼと虎と魚たち」の時とは全然印象が違ってびっくりした。若手注目株。☆☆☆☆

スウィングガールズ スタンダード・エディション [DVD]

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