スクール・オブ・ロック 監督:リチャード・リンクレイター

ロック狂いで生活力ゼロのダメ人間が、友達になりすまして規律の厳しい小学校の先生になる。ほんで、何を思ったかロックを子どもたちに教えていくのです。その後の展開はほぼお約束どおり。別にお約束でいいんですけどね。

子どもとのやり取りもいいんだが、この映画の売りは映画自体がまさに「ロックの学校」であるところ。ロックとは何ぞや、を手取り足取り観客に教えていくわけですよ。「おまえにも心に抱えた怒りがあるだろう」「あるがままの自分を誇れ」「自分でやれ」などなど。うーん、ロックってホントいいものですよね。☆☆☆