2006-07-15 涼宮ハルヒの消失 /谷川流 本 4巻目。前巻の「笹の葉ラプソディ」は振りであって、こちらが本編です。で、タイムトラベルものとして筋がしっかり練られてて、これまでに比べていきなり面白くなった。ラノベの軽さとSFの複雑さのバランスは、これくらいが一番好きかも。キョンの奮闘振りも読んでて楽しいし。物語の設定自体が長門さんの切なさを示してる、っていうのも話に余韻があって良いす。あと、「ハイペリオン」を読んでて良かった。確かに構図が似てる。☆☆☆☆★涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)作者: 谷川流,いとうのいぢ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/07/01メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 232回この商品を含むブログ (809件) を見る