柳生一族の陰謀 監督:深作欣二

徳川2代将軍秀忠の死後、長男の家光と次男の忠長の間に起こった跡目相続争いを描いた、仁義なき時代劇。登場人物ががんがん暗殺されていく、殺伐とした雰囲気がたまりません。「親に会えば親を殺し、仏に会えば仏を殺す」というキメ台詞にしびれました。

1978年製作のこの映画にも、昔の大作邦画で見られる闇雲なエネルギー、迫力があります。どんなちょい役の役者にもずしっとした存在感があるというか。そりゃタランティーノもファンになるな、と見てて思った。☆☆☆☆★

柳生一族の陰謀 [DVD]

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