デトロイト・メタル・シティ 1-3巻 /若杉公徳

最凶のデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」。1秒間に11回の「レイプ」発言、ライブ会場に首吊りで登場、対バンしたバンドの女性ボーカル、婦警、子犬、東京タワー、空気等々をレイプなど、その数々の恐怖伝説を描いた話。

どの巻も気軽に馬鹿馬鹿しさが楽しめるんですが、さらに3巻になって、バンドの各メンバーのキャラが上手く立ってきてる。また、主役の根岸君(渋谷系好きのゴボウ男だがライブでは魔王)の悪魔ぶりもより自覚的になってきて、今後が楽しみです。

デスメタルの帝王が根岸君に言うセリフ「お前のような男が最も恐ろしい男なのかもしれない」に何故か説得力があるのが不思議だよなあ。まさに現代社会の病理。

あと、3巻巻末の予告マンガが、スラムダンクの豊玉で笑った。

ほんでタワレコでコラボTシャツが5/7まで限定発売されてるんですが、その中でもカヒミ・カリイのデザインに惚れた。買っちゃうかも。

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

デトロイト・メタル・シティ 3 (ジェッツコミックス)

デトロイト・メタル・シティ 3 (ジェッツコミックス)