懐疑論エントリへの反論リンク
科学史上最悪のスキャンダル?! "Climategate" - 化学者のつぶやきという、懐疑論のエントリーを見ました。
見飽きた話で特に感想もないのですが、いちおう、地球温暖化懐疑論への反論リンク集から、文書へのリンクをピックアップしておきます。
- Mannの話: 飽きた。 地球温暖化問題懐疑論批判の議論6、江守正多コラム 過去1000年の気温変動の虚実(09/11/27)
- ニュージーランド水圏大気研究所(NIWA): 元論文不明、検証不可。ニュージーランドの気温だけ見ても仕方ないけど。
- 観測点の不備: 都市化の影響はほとんど無視できる。国立環境研究所Q&A.地球全体の平均気温の求め方、地球温暖化問題懐疑論批判の議論3
- 気温変化が二酸化炭素の濃度変化に1年くらい先行している: 飽きた。国立環境研究所Q&A.海から二酸化炭素が放出された?、地球温暖化問題懐疑論批判の議論14
- 「太陽活動の影響」による説が現在有力な原因: 元論文不明、なぜ北極点の気温?とりあえず「太陽活動の影響」は有力ではない。国立環境研究所Q&A.太陽黒点数の変化が温暖化の原因?、地球温暖化問題懐疑論批判の議論8
どうでもいいんですけど、エントリーの最後に次のような記述があってニヤニヤしました。
今回は懐疑論を正当化するようなデータを示しましたが、科学の性質上すべてのデータの上で評価しなれば、それは整形(trimming)にあたりますので、文章中にもありますが、この内容の議論に関しては避けさせていただきます。
どの程度誇張されているか(もしくは誇張されていないのか)の答えがほしいです
とのことですが、Mannたちがどれほど誇張させてグラフを描いたか、ということでしょうか。今のところ全く分かりませんが、気温の復元に関する他の研究と比べてMannの結果(MBH1999)が特に目立つとは思えません。見当はずれの答えだったらすいません。