夏への扉 /ロバート・A・ハインライン

1957年発表のSFクラシック。若干古い描写があるものの、丁寧に伏線が織り込まれたタイムトラベルものとして、確かに普遍的な面白さがありました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」や「涼宮ハルヒの消失」までが、この作品の直系の子孫と言えるな、と。

ただ、ちょっと上品過ぎるかも。こういう古典をぶち壊すようなパンクな作品を読みたくなるんですよね。☆☆☆★★

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))