プラダを着た悪魔 監督:デイビッド・フランケル

一流ファッション誌のアシスタントとして雇われた女の子(アン・ハサウェイ)が、超スパルタ女編集長(メリル・ストリープ)にしごかれつつ成長する、お仕事モノ。安野モヨコ働きマン」や槇村さとるReal Clothes」な話で、特に「Real Clothes」は設定や人物配置が丸かぶりです。舞台となるファッション業界がいかに怖いところか、の描写も同じで、本当にしんどそう。

映画は地に足が着いた話運びで、私生活を犠牲にして仕事に打ち込むことの面白さと辛さを上手く見せていて楽しかったです。ですが、観てるうちに自分の日々の仕事ぶりを振り返ってしまい、何だか反省してしまいました。この鬼編集長の佇まい(恐怖感)が、大学の指導教官にどことなく似てるからかもしれませんが。

それはいいとして、主演のアン・ハサウェイが可愛いわ。長身、色白、前髪パッツンの黒髪ストレート、目が大きくてちょっとたれてる、っていう。そんなスタイル抜群の女の子がハイブランドのファッションを着こなすと、「お洒落」なんてレベルじゃない気品が漂いますね。自分としては全然興味ない分野だけど、ファッションに命を捧げる人がいるのも分かる気がする。

●感想リンク

「プラダを着た悪魔」を観た。- NaokiTakahashiの日記:ちょっとしたメモだけど、これ読んで観てみたくなった。

プラダを着た悪魔 (監督:デヴィッド・フランケル 2006年 アメリカ映画)- メモリの藻屑、記憶領域のゴミ:面白い見方。ネタばれあり。