幸せのレシピ 監督:スコット・ヒックス
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/02/08
- メディア: DVD
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完璧主義の独身女シェフ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が、一緒に暮らすことになった姪と、厨房に新しく入ったラテン系男(アーロン・エッカート)に振り回される、ラブコメとヒューマンドラマの中間にある作品。
身の回りの全てをコントロールしていた主人公が、自分の思い通りにならない「他者」を戸惑いつつ受け入れ、そして愛するようになる、その過程が丁寧に描かれてるのに好感を持ちました。地に足のついたドラマ展開とべったべたなラブコメパートとのバランスが絶妙で、こういうのをセンスが良いって言うんだろうなあ。
ドイツ映画のリメイクですけど、良い話を拾ってきて、金をかけてパッケージングして、誰の舌にでも合うように調理するハリウッドの職人芸的映画。老若男女、誰が見ても楽しめる、ってやっぱり凄いことだと思うんすよ。レンタルビデオ屋でどれにするか迷った時に是非どうぞ。
●感想リンク
『幸せのレシピ』65点 - 超映画批評:"多用途にオススメできる、無難な感動モノ"。この「無難」っていうのは褒め言葉のはず。