バイオハザードIII 監督:ラッセル・マルケイ

ミラ・ジョヴォヴィッチがゾンビを殺しまくるシリーズ第3作。町一つがゾンビ化ウイルスによって滅びた前作から数年後、既にウイルスが世界中に蔓延し「北斗の拳」的に荒廃した世界が舞台です。

前作はB級感漂うただのアクション映画になっちゃってたよな、とあまり期待せずに観始めたのですが、映画冒頭のシーンからぐっと映画に引き込まれました。古臭いところが一つもない、斬新なSFホラーにちゃんとなってる。その後も、主役のミラ・ジョヴォヴィッチが超人的に強いというホラー映画としては難しい設定の中で、観客をハラハラさせる緊張感が維持されてるのに感心しました。話のテンポが速く90分できちっと終わらせるのも好印象だし、娯楽映画として観て損はなかったですよ。