ノートパソコンAspire 5742をWindows 7とUbuntu 10.10のデュアルブート化

新しく買ったノートパソコンをWindowsLinuxデュアルブートにしました。作業手順をメモしておきます。

ノートパソコンの概要

  • PC: Acer Aspire 5742
  • プリインストールOS: Windows 7 Home Premium 64bit版
  • HDD: 500GB1つ
  • DVDドライブあり
  • 追加するOS: Ubuntu 10.10 Desktop Edition 64bit版

作業

  1. UbuntuのサイトからUbuntu 10.10 Desktop Edition 64bit版をダウンロードして、DVDかCDに焼く。*1
  2. とりあえず、ネットにつなげずにWindows7を立ち上げて、念のため初期ディスクを作成する(DVD4枚)。
  3. Windows 7のdisk managementでCパーティションを適当に縮小する。パーティション分割の注意点を下に書いた。
  4. PCを再起動。すぐにF2を押して、ブートするデバイスを変えられるようにBIOSの設定を変更する。
  5. Ubuntuを焼いたDVDからブート。「インストール」から、空いているパーティションを選択して「追加」を選ぶ。以下を指定して、インストールを開始する。
  6. MiuxMiu - Windows 7のブートローダでLinuxのUbuntuとデュアルブートする方法を参考に、Windows7ブートローダーを使うために準備する。まずUbuntuで作業して、その後Windowsで作業。
  7. 以上が終われば、PC起動時にWindowsUbuntuかを選択できるようになっているはず。*2とりあえず終わり。あとはWindows 7Ubuntuそれぞれの更新や設定を行う。

パーティション分割の注意点

Aspireでは、HDDにシステムとバックアップで2つの基本パーティションが作られているため、Windows7Ubuntuのそれぞれの基本パーティションを合わせると上限の4つに達してしまう。

その結果、拡張パーティションを作れず、データ用にパーティションを分けることができない。例えばWindowsであれば全部C:に入れる必要がある。2つのOSでデータを共有することもできない。たぶん。

参考:Windows 7とUbuntuが仲良く共存できるデュアルブート環境の作り方 - Lifehacker

*1:日経LinuxのおまけDVD-ROM(日本語remix)は起動せず。ここで悩んだ。

*2:linuxブートローダー(grub2)を最初に起動する方法は分からず。

SUSEにDokuWikiをインストールする

DokuWikiは少人数グループ用のWikiクローンです。SUSE(SuSE Enterprise Linux 10 SP3)にインストールしたので、その手順をメモ。

  1. Bloody Rose 〜 Red456 の openSUSE 11.3 導入メモ 〜を参考に、Apache2でPHPアプリケーションを実行できるようにする。
  2. あとは通常のインストール手順でOK。
    1. はじめはinstall.phpが動作しなかったが(ソースのダウンロードになってしまう)、翌日にやり直すと動いた。
    2. コードを展開するところは、ユーザーのpublic_html以下で大丈夫。
    3. 誰でも書き込めるようにchmodが必要。
  3. はじめに設定するスーパーユーザーでまずはログインして、設定を色々変えるといい。
    1. メールサーバーが動いてなくてもユーザー管理できる。

DokuWiki、ちょっと触ってみた感じでは、少人数で編集するにはちょうどいいぐらい。簡単で。

SUSEのapache2でユーザーディレクトリを設定する

SUSEのApache2(HTTPサーバー)で各ユーザー毎のディレクトリを公開する方法がLinux掲示板に書いてあったのでメモ。

以下の手順で、SUSE(SuSE Enterprise Linux 10 SP3で確認)のApache2を設定する。

  1. /etc/apache2/mod_userdir.confを編集する。「#UserDir public_html」と書かれた行の先頭の#(コメント)を消して、上書き保存。
  2. YaST2 → /etc/sysconfigエディタ → Network/WWW/Apache2 → APACHE_CONF_INCLUDE_FILES を開く。
  3. filenameの欄に「/etc/apache2/mod_userdir.conf」を追加。
  4. Apache2の再起動。

ブラウザで「http://サーバー名/~ユーザー名/」を見ると、ユーザーの~/public_html/index.htmlが開かれるはず。

Apache2の参考:

FacebookとMixiボイスへ写真を同時投稿する

どうも調子の良くないFacebookとMixiの連携は諦めて、この記事を参考に携帯の写真だけ同時投稿することにしました。以下、手順。

  1. Mixiボイスに写真付きで投稿する際のメールアドレスをメモする。
  2. Pixelpipeというネットサービスに登録する。無料ですが英語です。
  3. PixelpipeのAdd PipesからFacebookを選択。FacebookでPixelpipeを利用するか聞いてくるので許可します。
  4. Add PipesからEmailを選択して、Mixiボイス投稿用のメールアドレスを登録する。「From Address」の項目にはMixiに登録したメアドを入れ、「Default sender」はMeを選びます。
  5. Settingsの下の方にある「Upload by Email」のメールアドレスを携帯の電話帳に登録する。
  6. このメアドに画像添付でメール送信すれば、FacebookMixiボイスに同時投稿されるはず。

最後が憶測になったのは、自分はAndroid携帯を使っていて、次のような別の送信方法をとってるためです。

  1. 事前にPixelpipeアプリをインストールして初期設定を行っておく。
  2. 写真ビューアーで写真を選んで、共有からPixelpipeへ渡す。(その間に写真のリサイズを挟んでも良し。)
  3. 写真の説明をCaptionに書いて「Share to」を選択。
  4. Add Pipesで設定した共有先リストが示されるので、FacebookMixiボイスを選んで投稿。

Androidアプリを使うと、デフォルトの公開先以外も選べるのが便利です。

USBから光デジタル出力

PCで聴く音楽の音質をちょっとでも良くしたいと思って、光デジタルで音声を出力してみることにしました。以下、手順。

  1. まずはサウンドボードを購入。リビングの小型PCにはPCIボードが載せられないため、USB接続のCreative社製「Sound Blaster X-Fi Surround 5.1」にしました。Amazonで4600円。
    Creative サウンドカード Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 SB-XFI-SR51

    Creative サウンドカード Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 SB-XFI-SR51

  2. とりあえずUSB接続します。電源はUSBからとるんで、コンセント不要。
  3. 公式サイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストール。

以上で、何の問題もなく出力されました。PCオンボードの出力には乗ってた小さいノイズが、光デジタル出力ではキレイに消えてる!当然とはいえちょっと感動した。

追記:ちょっと遅延する

ちゃんと聞くと0.1秒ほど遅延してるなあ。軽くググッてみたところ、最新ドライバでも解決されてないらしいです。

音楽を聴く分にはいいけど、ダンス系のPVはちょっと気持ち悪い。音ズレを修正できる動画プレイヤー(GOMとか)を使って、とりあえずは間に合わせるかねー。

FacebookとMixiが連携しなくなった場合は再設定する

Facebookの投稿がMixiボイスに自動に投稿されるようにしていますが、先週ぐらいからなぜか流れなくなりました。以下のように再設定すると直ったのでメモ。

  1. Mixi連携設定で「Mixiアカウントとのリンクを解除」をクリック。連携が解除される。
  2. その後表示されるページで、もう一度リンクさせる。Mixiサイトで確認後、リンクが戻る。
  3. Mixiの利用サービス一覧で、Facebookの最終利用日時が再設定した時刻になっていれば、たぶん大丈夫。

追記:やっぱりダメっぽい

3日目に再び流れなくなった。全部流れるわけじゃないのか。わざわざ手動でやるのもアレだし、どうするか。

結局、FacebookとMixiボイスへ写真を同時投稿することにしました。

gitでリモートリポジトリからpullだけ許す

問題:gitでリモートリポジトリ(例えばorigin)からのpullとfetchは許すが、pushはできないように設定する方法は?

答え:.git/configの[remote "origin"]の項目に「pushurl = 」を追加する。

[remote "origin"]
	fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*
	url = /home/ksakamot/git/test.git
        pushurl =

こうすると、pullとfetchではurlで指定したレポジトリをデフォルトで参照する一方、pushでは参照先がなくなります。ただし、レポジトリURLを直接指定すればpushできます。

マニュアルの記述

以下のマニュアル記述を参考にしました。

REMOTES

The name of one of the following can be used instead of a URL as argument:

a remote in the git configuration file: $GIT_DIR/config,

(中略)

All of these also allow you to omit the refspec from the command line because they each contain a refspec which git will use by default.

Named remote in configuration file
You can choose to provide the name of a remote which you had previously configured using git-remote(1), git-config(1) or even by a manual edit to the $GIT_DIR/config file. The URL of this remote will be used to access the repository. The refspec of this remote will be used by default when you do not provide a refspec on the command line. The entry in the config file would appear like this:

        [remote ""]
                url = 
                pushurl = 
                push = 
                fetch = 

The is used for pushes only. It is optional and defaults to .

git-push(1) Manual Page