老ヴォールの惑星 /小川一水

主に人間(や地球外生命)の協働がテーマの4つの話を集めたSF短編集。人間性に関しての、ちょっと恥ずかしくなるほどの楽観主義のお陰で、どの話も最後はいいオチがついてます。中学生ぐらいに勧めたら、SFを好きになってくれそうな気がしますよ。特に4番目の「漂った男」は、SF要素をうまく使ってていい出来でした。☆☆☆