男子高校生の小鳩君が相棒の小山内さんと日常の謎を不本意ながら解いていく、青春＋推理モノである「小市民」シリーズの第2作。前作の軽い雰囲気も好きですが、小山内さんの過去に関わる後半からのヘビーな転換はとてもいいですね。今の子ども達が生きる相当…

http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/genderfreeQandA.htmlジェンダーフリーについてのまとめサイト。読みやすい。「個人の尊重」に第一の価値を置く日本国憲法擁護主義者として、ジェンダーフリーの入門書ぐらい読みたいと思っています。何がいいんだろ。

1957年発表のSFクラシック。若干古い描写があるものの、丁寧に伏線が織り込まれたタイムトラベルものとして、確かに普遍的な面白さがありました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」や「涼宮ハルヒの消失」まで…

ベルリンがソ連軍に包囲されヒトラーが自殺するまでの12日間を、秘書の手記をもとに再現した映画。地獄のような市街戦とほとんど妄想で軍を指揮する指導部が対比的で印象深く、戦争末期の狂乱状態が結構きちっと描かれてます。しかし、旧日本軍とドイツ軍っ…

女子高生4人が即席でバンドを組んで学園祭のライブに出場する4日間を描いた、まったり系青春映画。人生においてかけがえのない時をうまく切り取ってて、見ててまぶしいです。個性溢れる女の子4人に加えて、どの脇役もいい味を出してるのも良し。☆☆☆★★リンダ…

1937年、日本軍が侵攻する南京で、難民安全区の確立に奔走したドイツ人ビジネスマンであるラーベさんの半年間にわたる日記。南京論争は置いておいて、不謹慎ながら、これは一級のヒーローモノ・エンターテインメントですよ。ちょっと頑固かつユーモア溢れる…

真面目な男子大学生宅に居候している美少女ユリアですが、彼女には秘密がありました。実は彼女は超高性能ダッチワイフだったのです。という、下ネタ満載お馬鹿エロコメ。さくっと読めて楽しい。はじめは男子大学生のキャラ設定が適当すぎる気がしたけど、必…

しがないサラリーマン(堤真一)が、大事な一人娘を襲った暴漢に、己の存在証明を賭けて拳で闘いを挑む、青春アゲインな話。話の構図やコメディーの雰囲気が「Shall We ダンス?」とよく似ています。バスの乗客もかぶってるし(意図的かな)。ただ、「Shall We ダ…

ナチス残党のサイコ吸血鬼軍団によるイギリス侵攻まで。まー、そんなんどーでもよくなるほど暴走し過ぎてて、作者の頭がイカれてるとしか思えないんですけど(褒め言葉)。アーカードの強さは形而上学的、少佐のブチ切れたセリフは詩的と言っていいレベルで、…

軽妙な会話主体のラブコメだったはずが、あれよあれよという間に「パルプ・フィクション」に突入する、ジェットコースター・ムービー。脚本が素晴らしすぎて、会話シーンだけなのに全く目が離せないです。今年の邦画ベスト1の予感。「アベック・モン・マリ」…

「ハイペリオン」シリーズ第2作。前作で語られた、全く様相が異なる6つのエピソードが、魔法のような手腕で銀河規模の壮大なストーリーに収束していく気持ち良さといったら、もう。まさに圧巻の一言ですよ。もしかしたら全4作中でも、ガチガチの政治・軍事モ…

妖怪と粗大ゴミを合体させ殺人マシーンを作り出すのが特技の豊川悦司が、マシーン達を使って日本人の抹殺を企む。その企みを知ったいじめられっ子の小学生(神木隆之介)が、日本古来の妖怪達とともに戦いを挑む、という特撮アクション。基本的には子ども向け…

http://www.meiji.co.jp/sweets/candy_gum/xylish/xylish/index.htmlおぎやはぎの男子校的ノリがいーすね。セクハラですが何か問題でも？ みたいな。

ハリソン・フォードが主役の主席検察官を演じるサスペンス。斬新な演出等はないものの、「誰が殺したのか」が謎の中心である(いわゆるフーダニット)正統派のミステリーです。最後の種明かしは、ちゃんと予想を裏切ってくれて、なおかつ説得力があるという、…

ハルヒの5,6作目で、どちらも短編集です。まー、これまでの作品と同じような出来ですかね。SF設定の物足りなさを、たまに投下されるラブコメで補強って感じ。「暴走」の方は、「雪山症候群」が面白かったかな。結局、謎も完全に解決されるわけじゃないんだけ…

前作の「G戦場ヘヴンズドア」が素晴らしかった日本橋ヨヲコの新作で、登場人物の人間関係や精神的成長に焦点を当てた、女子バレーボールのスポ根マンガ。雰囲気はどことなく松本大洋の「ピンポン」に似てるかな、と。で、本作の熱血ぶりは前作を凌ぐほどで、…

引きこもりで被害妄想の佐藤君(22歳)が、エロゲオタの山崎君や電波美少女の岬ちゃんと一緒に、小学生盗撮やらネトゲ廃人やら薬物やらマルチやら自殺オフ会やら等々の、現代日本版地獄巡りを敢行する、というポップでハイテンションかつネガティブな、青春疾…

クラスメイトのポシェットが紛失、みたいな日常的な謎を、なるべく推理しないように努力するけど結局解決してしまう、高校一年生男子が主役のライトノベル的ミステリー。さくさく読めるうえに、読後感もさっぱりしてて、結構気に入りました。多分、わざと表…

ルックスはいいけど自堕落で無職の妹(キャメロン・ディアス)と、弁護士だけど自分を押し殺して生きてきた姉(トニ・コレット)が、人々との関わりの中であるべき自分を探す、ちょっと年齢高めな青春ドラマ。観終わった後に温かい気持ちになれる、まさに「良い…

ハリポタ第4作。前作では凝ったタイムスリップが楽しめたので期待しつつ見たのですが、どうもイマイチでした。えー、今作はずっとラブコメに寄ってて、それはそれで面白かったんです。ロンとハーマイオニーのケンカ、ハリーのヘタレぶり、ハリーのお相手であ…

http://d.hatena.ne.jp/Maybe-na/20060817政府広報CMが恐すぎる。

「七王国」という中世ファンタジー的な大陸を舞台にした歴史大河ドラマ。「Something Orange」というブログで絶賛されていたのですが、本当に面白い。たくさんの人物が登場するにも関わらず、どの人物もきちんとキャラが立ってる。そして誰もが腹に一物を抱…

不眠症で1年も眠っていない機械工(マシニスト)がゆっくりと狂気に侵されていく様子を、暗ーい色調で描いたサイコ的サスペンス。不安を煽るBGMにも助けられて、最後まで緊張感を維持したまま観れました。ただ少し残念だったのは、最後のオチが結構普通だった…

「すべきでなかった」に一票を投じておきます。靖国神社が日本の風習にのっとって戦没者を弔うだけの施設であれば反対しないんですが、もうアレは神社というより政治的右翼団体だと思うんで。たとえ政治色の全くない宗教団体だったとしても憲法違反ですが。…

厳格に管理された施設の内部で人々が生活している近未来。住民の一人であるユアン・マクレガーはこの施設の奇妙な点を疑問に思い始める、というSFです。この初めの導入部分は結構ワクワクさせるし、管理社会の雰囲気も良い感じなんですが、中盤になると派手…

美女と美少女の間にある、年齢的な空白期間をどう呼べば良いのでしょうか。

トム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル」の第3弾です。延々と続くアクションにはお金もアイデアも贅沢に盛り込まれ、息つく暇もないですよ。この映画に対する期待に十二分に応えた内容で、少なくとも個人的には文句ないす。映画冒頭のテンカウン…

FireFox用のDownloader：http://javimoya.com/blog/youtube_en.phpインストールせずにサイトからも直接flvファイルをダウンロード可能。ファイルの拡張子をflvに変更する必要あり。 インストールした場合は、ブラウザの右下にダウンロード用のアイコンが現れ…

少女マンガが原作の芸大生青春群像劇で、2つの切ない三角関係が話の主軸です。映画の雰囲気は原作どおりまさにガーリーってやつで、肉体関係の描写が一切ないのが逆に新鮮だったり。月9ドラマでこういうのをやってくんないかね。で、天然少女の雰囲気を完璧…

動画リンク。うわぁ...グロい... http://d.hatena.ne.jp/I11/20060624/p1